富士のやぶきた茶
富士山麓で栽培されたこだわりのお茶はいかが?
 このたびは佐野製茶にようこそいらっしゃいました。
 このページでは、佐野製茶を皆様にご紹介いたします。


◆茶畑
 刈入れ当日に撮影しました。天気が良いと富士山が顔を出し、絶景が展開されます。

◆刈入れ
 レール式のお茶刈り機を使って刈入れをしています。最新の機械で、手摘みと同じ品質を維持しています。

◆お茶の葉
 今年は、例年より早く育ちました。
富士地区は遅場所の地域ですが、八十八夜に間に合いました。もちろん、品質は例年に負けていません。

◆工場内
 最新機械を使い、昔ながらの製法で生産しています。奥には、日本に1〜2軒しかない問屋用仕上げ機械があります。これを使うことで、前日に摘み取ったお茶を、翌朝にはみなさまに発送することが出来ます。

◆蒸し器
 この機械でお茶を蒸しています。もうもうと湯気が立ち、心の安らぐとっても良い香りが工場内を包み込みます。

◆冷蔵庫
 大きな冷蔵庫の中に、出来上がったお茶たちは保存されます。-10℃以下に保たれ、1年中その品質は変わりません。



■令和5年新茶に向けた、令和4年農薬使用状況■
 
日時 農薬名 使用期日 使用目的
令和4年一茶  5月2日〜5月18日
9月12日〜
    9月16日
エクシレル
ナリア
7日
14日
害虫
病害
9月26日〜
    30日
アグリメック
サルバトーレ
7日
14日
害虫
病害
お茶を美味しくするために、年1回の収穫とすることにいたしました。
そのため春先の樹勢は、近年になく良い状態です。
芽の生育状態は、暖冬の影響で順調です。
お茶を飲んで、新型コロナに負けないで!



品種名「やまかい」を100g 1050円で発売します。
この品種は、緑茶用品種の中で、花粉症などのアレルギーを抑えるメチル化カテキンを一番多く含んでいます。べにふうきなど紅茶用品種には、もっと多く含まれていますが、味の点、栽培面積の点で、問題をかかえていますので、緑茶品種で一番メチル化カテキンを多く含んでいる「やまかい」に注目してみました。

1日10〜15gのやまかい茶を熱めのお湯で抽出すると(2煎目)まで1日の必要量を摂取することができます。朝・晩5g(大さじ1杯)のやまかい茶で普通にお飲み下さい。

2002年 各品種のメチル化カテキン含量
★アレルギーの起こる仕組み、抑えるポイント
花粉症などのとき目がかゆくなったり、鼻水が出たりするのは、花粉やハウスダストなどのアレルゲンが体内に入ると、それに対するIgEが粘膜にあるマスト細胞という細胞の表面にまず付きます。そのあと再度アレルゲンが入ると、マスト細胞という細胞からヒスタミンなどのかゆみを引き起こす物質が一斉に放出されます。このとき、症状が出るのです。
ヒスタミンの放出を止める。IgEがくっつくのを防ぐ。IgEを作らせない。
などがアレルギーを抑えるポイントになります。


★なぜ、メチル化カテキンがアレルギーに効くのか
カテキン類の保健作用は、従来その高い抗酸化性と関連させたものがほとんどであった。抗アレルギー等の緑茶カテキン独自の生理作用は、抗酸化性だけでは説明不可能である。茶の主要カテキンであるエピガロカテキンガレートは様々な機能性を有する茶、特有のカテキンであるが、腸管からの吸収は、非常に少ない。メチル化カテキンは、エビカロカテキンガレートの5〜6倍と有意に高吸収を示した。
メチル化カテキンの抗アレルギー作用は、IgE受容体の発現とヒスタミンの放出を抑えることによる。
緑茶カテキンと特異的に結合し、その生理作用を伝達する緑茶カテキン受容体(67LR)が関与していることが確認された。
注)引用 独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構 野菜茶業研究所
茶機能解析研究室長 山本(前田)万里
九州大学大学院農学研究院
名古屋女子大学家政学部
静岡県立大学薬学部
助教授
教授
助教授
立花宏文
佐野満昭
宮瀬敏男



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